皆さまこんばんは🌇
さて前回の記事の続きなります。
「Crystal of snow and Sun」
そもそも最初は「アフターダイヤベゼル」を最終目標にしていたわけですが、何というか「ダイヤ」というのは女性が付けた方が似合う、女性的な要素が大きいと感じていまして、そんなヤワな時計ではダメだ！男臭さのあるものは何か⁈と考えていたときに出てきたのが「エングレービング」だったのです。
しかし、「雪豹」は華やかさも持ち合わせている時計、そこに男臭さ全開の墨入りエングレービングベゼルは良くないと。
そこで、折衷案として、墨無しの「エングレービングベゼル」となったわけです✨
前回の記事の画像でわかる通り、光の当たり具合によりキラキラと輝くベゼルに見えたり陰影が出来ることにより墨が入っているかのように見えることもある。
そしてキラキラ輝くベゼルは華やかな「雪豹」に合い、墨が入ったように見えるベゼルは黒蝶貝ダイヤルの「黒豹」に合うと思っております。まさに1粒で2度美味しいのがこの、、、
「墨無しエングレービングベゼル」
なわけです‼️
実は下書きは3種類作ってもらっていて
シンボルが11時位置付近
シンボルが12時位置
シンボルが9時位置
最初に提案したのが11時付近なのですがあとからやっぱり気になって下の２つも提案しました。
しかし頭で描いていた通り、2枚目の12時位置シンボルだと、シンボル感がありありと出てしまってまるでキン肉マンの「肉」のようだと。
9時位置シンボルもやっぱり違和感があるなと。
で最初の提案通り11時位置付近に決まりました。そもそも11月生まれなので11時付近にアクセントを付けたかったので最初の提案がその位置だったのです。しかし正確には11時位置にはエンタシスがある為彫るスペースがなくその場合12時位置に寄せるよりは10時位置に寄せた方が均整が取れると思ったのでこの位置になりました。
一度決めてしまったら後戻りは出来ないので、具現化して下書きでしっかり確認することで納得して進める事が出来ました。
そして肝心のシンボルですが、１つは「雪豹」からのインスピレーションで雪の結晶❄️というのは決まっていてもう一つがなかなか浮かばなかったんですよね。❄️＝冬、から冬の反対は夏、夏の花＝ハイビスカス🌺という感じで下書き時点ではハイビスカスで描いてもらっていました。でも何となくしっくりこず、やっぱり夏＝太陽☀️だろ、と。
最初から太陽のアイデアはあったのですが無難過ぎるし、太陽の反対は月になるし選択肢から外していました。
でも自分としてあまり馴染みのないハイビスカスよりは無難でも太陽の方がいいかなと。
ただあまり太陽とわからないようなデザインでお願いしました。
その結果出来上がった「エングレービングベゼル」が上の画像です。
ちなみに上の画像だと細かな線が飛んでしまっていて本当の良さは伝わっておりません。
後々時計に装着したエングレービングベゼルをお見せ致します✨
それでは〜
