というわけで、、、
ガランテ SBLA059をオーバーホールに出すことに決めました！
機械式の時計を動かなくなるまで使う方も結構いらっしゃいますが、この時計が「大切」なものと認めたからこそ、そして、一度リセットして自分の所有物なんだ！とするためのオーバーホールでもあります！
とは言っても2009年発売のモデルなのでもう10年経っているわけで当然オーバーホールには遅いくらいなのですが、、
というわけでメーカーに問い合わせして修理出しすることに致しました。
そしてこのタイミングでオーバーホールと同時にベゼル交換もお願い致しました！
これには理由があって、、、
私の場合、中古の時計を購入した場合、メタルバンドなら一度外してバンド洗浄し、時計本体の方も使い古しの歯ブラシを使って細かな汚れを取り除くのですがその時墨入れの部分を擦ってしまい墨が少し剥がれてしまったんです💦
緑の◯で囲った部分、よく見ると剥げてしまってのがお判りでしょうか？
こちら同じ部分ですが、私が自分で墨入れしました。▽は白より全部黒の▼の方がカッコいいと思ったので敢えて一回白を剥がして墨入れしました(まだ下手くそですがだいぶコツは掴めました。)
そんな簡単には取れないだろう、と思っていたんですがやっぱり10年経っているので剥がれ易くなってたのもあるでしょうし、普段は窪んでいる部分で当たらない場所にわざわざ歯ブラシの毛先を入れてしまったのだから必然といえば必然かもしれないですね、、
それと実物を見るとベゼルに結構小キズが入っていてエッチングが無ければ自分で磨いてしまうのですがそれも出来ないので思い切ってベゼル交換もお願いすることに決めた次第です。
さらにもう一つ早く修理に出す理由としてこのモデルが限定30本であるという点です！
オーバーホールという観点でいえばセイコー社が社をあげてプッシュしているスプリングドライブのムーブメントなのでしばらくは修理出来ないということはないでしょう。
しかしベゼルに関してはこのモデルだけのパーツなので交換したいと思った時にはもう時すでに遅し、という事が多分に考えられるわけです。
実際もうないかも⁈
ということでメーカーに確認したところベゼルは2点しかないとのことでした。そもそも3点しかストックは作っていないらしく、この10年でベゼル交換は一回しかないということでした。
とはいえベゼルは残り2点しかない！
これで私が交換したら残りもう1点になるわけです。
でベゼルが無くなった場合にベゼルを交換したいとなった場合どうなるかというと、、
今度はケース交換で対応せざるを得ないとのことです(ベゼルはケースの一部分なので)
でケース交換での対応となると修理料金は、、、40万程とのことです！
そこまでは出せん、、、
ならベゼル交換対応が出来る今のうちにしかもオーバーホールと同時に出せばベゼル交換の工賃代が省けるのでこのタイミングでやるしかない！ということでの修理出しです❗️
ちなみに今回の予定修理金額の内訳が、、
・オーバーホール 44000円+税
・ベゼル交換 36700円+税
計80700円+税
まあなかなかの高額ですね、、、💦
とはいえ昨今の舶来品のオーバーホール代を考えれば良心的とも言えます。
更にいうとこのスプリングドライブのムーブメントは本当に優秀ですね✨
今回のガランテは10年落ちですがパワーリザーブもまだしっかり72時間持ちますし、購入から大体1カ月ほど経ちましたが1日1秒ズレません。
ウチの電波掛け時計と確認してみて、
うん⁈10秒くらいズレててやけにズレてるな？
と思ったら電波時計の方が電波を受信出来てなくてズレてる始末です！
下手な電波時計よりずっと信頼出来るスプリングドライブムーブメント✨
そしてこの曲がった秒針がスイープで動くというのが堪りません、、
もちろん私のGSの方もクロノグラフを動かせば青焼き針のスイープ針が楽しめるのですが、この曲がった針が文字盤の中を優雅に流れるように動くのはなんとも言えないですね、、
あらためて「時」というのは常に流れているんだなぁと感じさせてくれるというか、、、
買って良かったSBLA059‼️レギュラーモデルではない
世界限定30本
新品購入ではないとしても結果としてその30分の1を所有しているという愉悦✨
修理から帰って来るのは10月末か11月上旬でしょうかね、、
待ち遠しくて仕方がないですね、、
墨入れは経験済みなので新しいベゼルで剥げたとしても自分で墨入れする自信はあります✨
それでは〜✨
