腕時計って必要⁈

腕時計や自分なりにこだわりがあるものを紹介していきます!

ガランテ SBLA081「雪豹」少し分解してみた‼️

以前ガランテにアフターダイヤを入れた際エンタシスの脱着の仕方をJewel kilaさんに聞いたところ普通に後ろからマイナスドライバーで開け閉めできると教えて頂いたのでやってみました。

私の見立てだとエンタシスに溝が3つあるのでそこを特殊工具で抑えながら後ろからマイナスドライバーで開けないといけないと思っていたのでまさかマイナスドライバーだけで出来るとは思ってもいませんでした。

しかしエンタシスを取ってその形状を見て納得致しました。

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先端の外側が八角形になっているのがわかりますでしょうか?

これに対し画像は取れませんでしたが台座側も八角形に彫られているためしっかりと正しい位置でハマって固定するので後ろからマイナスドライバーだけで締めることが出来るのです。

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クロノのエンタシスはバンドを入れるバネ棒穴やバンドを入れる部分があり、またベゼルもエンタシスの隙間の部分で固定しなければいけないため特殊な形でしかもそれを正しい場所にセットしなければいけないのでそれをネジを締めながら正しい場所にセットするのは困難だとばかり思って外せずにいたのです。

たしかに私のやり方で作られていたらセイコーの技術者の方でも面倒でしょう。

そこはさすが精巧なセイコー社‼️

というか私の頭が回らなかっただけですね笑

エンタシスが四角柱だったらクルクル回ることはないのですぐ外してみよう!となったのですが円柱の時点でクルクル回ってしまうぞ、、

と考えて諦めていました。

まさか根元の部分でしっかりと固定され回らないように作られていたとは、、

ただこの4つのマイナスネジはかなりキツく締めてあります。

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それはこの画像を見て頂ければわかると思いますがこの4つのエンタシスで時計本体、ベゼルと台座(裏蓋)を固定しているのです。なのでこのネジが緩んでしまったら下手したら時計本体が腕からおちます‼️

なのでこのネジはしっかりと幅と厚みがあったマイナスドライバーでないと開けるのは困難だと思います。

しかも時計本体を裏返すとデュアルカーブサファイアガラスが1番下に来るので安定もしないしあまり負荷をかけると割れてしまうんじゃないか⁉️という不安を抱きながらの作業です。

なので決してオススメは出来ませんし完全自己責任でお願い致します。

 

しかしそのリスクを負ってでも外したあかつきには、、、

 

長くなりましたので次の記事にて、、✨

 

それでは〜