というわけで先日お伝えしていた購入したクレドールは、、
「クレドール パシフィーク GCAY990」
になります✨
約20年前、クレドールにまだ人気があった頃のモデルです。といってもこの頃はそこまで販路を絞ってなく2割引なども結構当たり前にやっていたとの話もあります。
その後クレドールはショップ制になり限られた店舗での展開になり、現在に至っております。
私は今現在でアラフォーになるのでその頃は20歳前後になりクレドールには全く興味を持っていませんでしたので当時の様子は知りません。
詳しく知っている方がいましたらご教授頂ければ嬉しい限りです。
で私が購入したモデルはGCAY990、ムーブメントはキャリバー4S79を積んだものになります。
このキャリバー4Sの歴史は長く、元を辿ればキングセイコーの52系のムーブメントに行き着きます。
1969年にセイコー社が世界初のクオーツムーブメントを開発したことはこのブログでもお話ししましたがその後、クオーツ時計は瞬く間に普及し全世界を席巻するわけですが、年月とともにクオーツは安価で作られるようになり、逆に機械式時計が見直され始めます。
そんな中セイコー社も高級機械式ムーブメントの開発に再度取り掛かるわけです。
その時のベースになったムーブメントが日本クロノメーター規格を満たしていた1970年代のキングセイコー52系ムーブメントなのです!
ここら辺の歴史ついてもっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ⬇️
第5話「新生」: RESURRECTION | グランドセイコー、未来へ紡ぐ10の物語。 | Grand Seiko
というか私も上の記事の受け売りです笑
まあ要はそこそこいいムーブメントが入ってます!てことです。私はあまりムーブメントにこだわる方ではないのですが精度が良いに越したことはないです。更によく使われているムーブメントの方がこれから先オーバーホールをしていく上で修理不可になる可能性が低くなるという意味ではやはりある程度信頼が置けるムーブメントの方がよいですね。
外観についてですがベゼルとブレスには18KTが使用されています。パシフィークというモデルはクルーザーのハッチをイメージした時計らしいです。以前もお話ししましたがクレドールの中でもパシフィークとフェニックスはドレスウォッチでありながらスポーティーさを感じさせるラインになります。
このパシフィークのベゼルの周りには18KTがまるで大仏の頭のようにあしらわていてそれが写真映りだと悪目立ちしてしまうんですよね笑
実際はそこまで目立つ訳ではなく、というかそれに負けない位文字盤とブレスに存在感があります。これは実機を見ないとわからないことです✨
更にこの9連ブレスはとても質感が高いです。クレドールは着け心地の良いブレスというのが1つの売りですがまさに優しく腕にフィットします(過去所有していた2本のクレドールの時も全く同じことを言っていたような、、、)
しかしクレドールのブレスの質感が良いというのは間違いないです。これは着けた人間のみが味わえる感覚ですね✨
ちなみに現行のクレドールのラインナップでこれと同じようなのを探すと、
例えば、こちらのモデルで手巻き、スモールセコンド、メダルブレスという点では私のパシフィークと一緒です。
値段が74万+税です❗️
一方私のパシフィークGCAY990は当時の価格が明確にはわからないのですがおそらく35万円前後かと思われます。更に言えばこのパシフィークにはパワーリザーブインジケーターがあり18KTが使われています。
もちろん現行の方は最新の手巻きムーブメントなのでかなり薄くなっているのですが、精度とパワーリザーブに関してはほとんど一緒です。
これでこの20年間で2倍以上もの価格差が生じてしまうわけです。
昔の価格が安過ぎたのか、それとも現行のモデルが高過ぎるのか、、、。
うーん、おそるべし💦
20年落ちなので多少アンティーク感は出てしまいますがそれでも現代でもまだまだ通用するデザインだと思います。それが10万前後、程度が良いもので15万前後で購入出来てしまうわけです。
現行のクレドールを考えている方も一度中古のクレドールに目を向けてみてはいかがでしょうか⁈
少し長くなりましたのでvol,2にて続きをお話し致します❗️
それでは〜✨