自分で腕時計のレビューをしていて「質感が良い」と表現することがあるのですがふと「質感」とはなんだ?
と思い私なりに考えてみました。
質感・・〘名〙 材質のもつ特徴などから受ける、その物の感じ。
となると私が腕時計に対して「質感」が良いと表現するのは間違っていますね、、、
材質のもつ、となると時計に於いてはステンレスやチタン、革の質が良い、という意味になってしまいます。勿論素材自体も高い時計には良いものを使っているのは間違いないのですが、、
ただ「腕時計」というものを1つの物質として捉えれば質感が良い、というのは間違ってなくもないのかと(無理矢理、、)
結局のところ私が何を伝えたかったというと「造り」が良いということに他ならないです。
じゃあ腕時計に於ける「造り」の良さってなんぞや⁈
となるわけですが、実は私も明確にはわかっていないんですが、、、
最近シチズン シリーズ8 NB6032-53Pについて記事にしていたのでこちらで私なりの「造り」の良さについての見解を。
シリーズ8 NB6032-53P 242,000円税込
WIRED AGAT446 27,500円税込(実売は20%オフが多いので22,000円)
これ時計に造詣がない人が画像だけみたらなんで10倍も価格差があるの⁇
てなりますよね、、
勿論、機械式とクォーツなのでその時点で価格差は生じるのですが、それも興味がない人にしたらムーブメントの違いを知ったところでなんで巻かないと止まって時間も正確じゃない機械式の方が高いんだよ、と。確かによくわからん世界ですよね時計って。
今回ムーブメントのことは置いといて外観(ブレス)について話していきます。
上の画像は宣材写真になるので良くみせようと工夫されて撮られた画像です。
では実機での画像で見比べてみましょう🔽
AGAT446
NB6032-53P
この2つのブレスの画像を比べて違いがわからなければAGAT446を購入して頂いた方が幸せになれるでしょう❗️
以前紹介したクレドール GCBT987 60万+税
上から2万、20万、60万のバンドの違いです。
こういう所に悦びを見出せるかどうかです。
改めて比べるとクレドールのブレスの造りは凄いですね(今回この記事にあたって画像を確認してみましたが群を抜いてます。)
WIREDのバンドはエッジが立っておらず表現があっているかわかりませんがヌメっと(ヌルッと)した印象です。
これが「造り」の良さの違いなのだと思います。これがクレドールのブレスレベルまでエッジを立たせ、またヘアライン加工もきめ細かく仕上げ、一コマ自体の工作精度を上げるには相応の時間がかかるわけです。勿論機械作業では出来ず人の手を使っての作業、さらに言えばクレドールなどのフラッグシップブランドになれば限られたマイスターしか作業を許されないとなりそれが価格に反映されます。
非常に簡単にまとめると、
「造り」が良い
↓
手間暇がかかる
↓
価格が高くなる
バカでもわかる答えでした笑
というわけで「高い時計って何が違うの?」
と聞かれたら、
「つっ、つっ、、造りが違うんだよ多分、、、」
て答えましょう!
それでは❗️