さて、前回に引き続き購入したシリーズ8 NB6032-53Pについて書いていきます。
国産の機械式時計の購入を検討したときミドルレンジだと、シチズンだとシリーズ8、セイコーだとプロスペックス、またプレザージュのシャープエッジ、オリエントのオリエントスターなどが候補に入るでしょうか。
今回その中でも特に比較対象になるプロスペックスダイバーとの比較をしていきます。GMTでメカニカルとなると真っ先に浮かぶのがSBEJ009ですね。
税込209,000円 2023年6月発売
新メカニカルキャリバー「6R54」GMT機能を備えながら、3日間(約72時間)のロングパワーリザーブを可能にした新開発のムーブメントを搭載。
間違いなく今国産のミドルレンジのメカニカルで1番売れている時計でしょう❗️
今をときめく大谷翔平選手をCMに起用し話題性もバッチリ、6振動72時間リザーブでGMT機能、精度日差+25〜-15秒、ダイバーズだけに防水も200mとスペックも優秀です。
これに対抗するように同月発売されたのがシリーズ8 880メカニカルです。
左NB6031-56E 右NB6030-59L
税込220,000円
そして私が購入したNB6032-53P
税込242,000円
スペックは
Cal.9054 /日差:-10~+20秒※/持続時間約50時間(最大巻上時)GMT機能
■10気圧防水■第2種耐磁時計■
となっています。
正直レギュラーモデルの880だったら私目線でも圧倒的にSBEJ009に軍配が上がります。
しかし限定のNB6032-53Pとの比較になると今度は圧倒的にNB6032-53Pに軍配があがるわけです。
セイコーのミドルレンジのメカニカルの限定にここまで派手なデザインはありません❗️
この突き抜けた感がいいんです❗️
まあというわけで私の選択だとNB6032-53P一択ですが一般目線で普通に比較した場合はなかなか悩ましいですよね。
まずキャリバー6R54(セイコー)と9054(シチズン)の差が実に面白い。
・精度
6R54 +25〜-15秒 ×
9054 +20〜-10秒 ◯
・振動数
6R54 6振動 ×
9054 8振動 ◯
・パワーリザーブ
6R54 72時間 ◎
9054 50時間 ×
そして今回のSBEJ009と880の比較だと
・防水性能
SBEJ009 200m防水 ◎
880 10気圧防水 △
・耐磁性能
SBEJ009 第1種耐磁 △
880 第2種耐磁 ◎
見事なまでに草分けが出来てますね。
一層のこと2社協力してより良いものを作ってくれないかなと笑
自分としてはパワーリザーブと耐磁の重要度が高いのですがこれが見事にわかれています。正直防水は10気圧防水あれば日常使いは問題ないですし。精度に関しても5秒程度のスペック差なら誤差の範囲内ですしね。6振動と8振動の差がどれだけ出るのか?一般的には振動数が多いほど姿勢差が少ないと言われているので若干9054に軍配があがるのか?
そして最後に決定的にダサいと思うのが9054のローターです。
このローターの流線形の部分が圧倒的にダサいです、、、(まだ実物をみてないですがダサいに決まってる、、)
そもそも880シリーズは外観がエッジが効いたデザインなのだからローターにもエッジを効かせろよと。
この画像だとより流線形のダサさが際立ってますね。(ポテチのプリングルスのおじさんのヒゲの部分かなと。)
880の為だけにローターデザインを変えるのが難しいのなら一層のこと裏スケじゃあない方が100倍マシなんじゃないか、、、
ちなみに6R54は、
まだこちらの方がマシでしょう。 とはいえどちらもエントリーモデルのメカと大差なくそれなら一層の事見せない方が良いのではないかと個人的には思います。
ちなみにSBEJ009は200m防水なので裏スケは採用しておりません。
というわけでボロクソ書いておりますが私が購入したのはseries8になります笑
というわけで次回は実機レビューになります❗️
それでは。