皆さまこんにちは、
あまり記事にしていませんがセイコー ガランテ SBLA095「fenice」かなりオススメなんです❗️
じゃあなぜ私の記事に出てこないのか⁈と言う話なのですが、現時点での私のコレクションの中だと改造自由度が低いからです。
以前話したようにベゼルの構造が他のガランテクロノと違うため、ベゼルのカスタマイズが出来ないのです。
とはいえエンタシスとバンドは交換出来るのである程度は変化をつけられるのですが他のガランテクロノのような意外性がないため必然的に記事にする頻度が少なくなってしまっています。
では何故そのSBLA095がオススメなのか⁉️
それは私はガランテクロノを4本持つ変態型ガランティストで改造をする前提での購入だからであり、普通の人は同型の時計を何本も所有したりしないですし、一本ガランテのクロノグラフモデルを購入したい、となった時に歴代クロノモデルの中ではかなり出来の良い部類に入ります。
それもそのはずこのSBLA095が出たのはガランテが終焉を迎えつつある晩年の作品だからで今までのガランテクロノの集大成のようなモデルだからです。
この後に最後のガランテクロノの限定SBLA107「ブラックバカラ」
が発売されそれ以降新作が出ることはなくガランテは販売終了となります。
このブラックバカラはこのカラーリングが好きな人にはドンピシャなのでしょうが私は正直惹かれませんでした。ちなみに色は違いますが文字盤は雪豹と全く同じレイアウトです。
その点、SBLA095と「fenice」SBLA093「ORCA」は新デザインなのです。
一見同じように見えますが、先にも述べたベゼルSBLA095,93はSSとDLCの2重ベゼル、文字盤も同じような積層文字盤ですが積層の順番が違いますし、全てローマンのSBLA107と違いローマンとバーインデックスを使用しています。そしてエンタシスにもDLC加工されたものを使用されていてこれがガランテクロノの最新型デザインだったわけです。にもかかわらず後発の「ブラックバカラ」は旧デザインの色違いを出しただけなのです。
「なぜ後発のモデルに旧デザインを使ったのか?」
と言う話ですがここからはあくまで憶測にしか過ぎませんので話半分でお聞きください。
おそらくガランテクロノモデルの中で1番人気だったのはSBLA081「雪豹」だと思います。そして当時その「雪豹」を購入出来なかった人が期待したのがその後発売されるSBLA091「黒豹」でその時の欲しいと思った人達の「黒豹」のイメージがこのSBLA107「ブラックバカラ」だったのだと思うのです。
これで「雪豹」「黒豹」と言っても何ら違和感はありません。
実際SBLA091のバンドの裏側は鮮やかなピンクで、SBLA107の色と似ています。そのSBLA091のピンクは黒豹の口元をイメージしているとのことですがそれはそのままSBLA107にも当てはめる事が出来るのではないでしょうか?
なのでこのSBLA107はユーザーの声を反映させた「裏・黒豹」なのではないかと私は思っています。でもなぜこのSBLA107にfeniceやorcaで使ったDLCエンタシスと二重ベゼルを使用しなかったのでしょう?二重ベゼルはいいとしてもせっかく「ブラックバカラ」というペットネームがあるのだからDLCエンタシスは使った方が良かったと思うんですけどね、、、
今回話のほとんどがSBLA107になってしまったので次回SBLA095の良さについて話していきたいと思います。
それでは!