いやぁ、終わってしまいましたね、、、
8R1分14秒で井上尚弥選手のTKO勝利🥊
見事2団体統一チャンピオンになりました🏅
私の予想は6〜9Rで井上尚弥選手のKO勝利だったので当たりました!まあ6〜9て4Rもあるので当たっても凄くもなんともないですが。
戦前は「体格差」がと言われてましたが実際当日はフルトン選手のスタンスが広いのもあってテレビで見ている分には体格差はほとんど感じませんでしたね。腕はフルトン選手の方が太く感じましたがなんと言っても井上尚弥選手の足の筋肉が半端じゃない。
井上尚弥選手の強打はあの足腰からきているのでしょう❗️
1R開始直後から左のボディジャブが決まりその後もボディジャブが良く当たっていました。それまでの左ボディジャブはほとんど単発でおわらせておいて、ダウンを奪ったのは左ボディ→右ストレートのコンビネーション。フルトンが後半スタミナを消費してかつボディ攻撃で下に意識がいってるところからのコンビネーションの上でのクリーンヒット。流石としか言いようがありません。
しかも試合後の会見を聞くと、全てが井上尚弥選手の手のひらで転がされていたような感じですよね。
「最初の4Rはポイントを取りに行くと。」
そうしたら残りのラウンド、アウトボクサーのフルトンもポイントを取らなければ得意の判定でさえ負けてしまうわけです。フルトン陣営からしてみれば日本はアウェイなわけですから一層攻撃を強めなければならない。ポイントゲームで勝利してきたフルトンにしてみれば自分がどういう状況か1番理解出来てたはずです。
なので4R以降フルトン選手はスタンスを狭めて攻撃的にシフトしてきた。
しかし井上陣営からしてみれば
「攻撃来ざるを得ない状況に持っていったわけです。」
攻撃をしてきてくれれば隙ができる。隙が出来れば倒せる可能性が高まる。と
正直、技術でも優っていた井上選手なら無難に判定勝ちも出来たはずです。しかし難航不落のフルトン選手を倒してベルトを取ることが世間を驚かせることであり自身の価値を最大限高めることになるわけで最初からそれを狙った上での戦略を立てていたわけです。
そしてその通りにしてしまう任務遂行能力。
解説の方でさえ、5R以降はフルトン選手が井上尚弥選手のスピードやタイミングに慣れアジャストしてきたと思っていましたので私など当然やっぱりフルトン選手も2団体統一チャンピオンだし強いなぁと。そしてこれは長引いて判定もあるだろうなぁと思っていました。
7Rまではテレビの前に釘付けになっていたのですが8Rは少し疲れたな、と横になって、それはまるでタイの涅槃仏のようになった時にその瞬間は訪れました。
フルトン選手だけでなく観ている私の隙まで突いてくるとは恐れ入りました笑
8R 今まで打っていたのと同じ鋭い左ボディジャブ
今まで単発のボディジャブだったのに対しこの回はそのまま右のショートストレート(練習していたパンチとの事)
これでフルトン選手は完全に効かされていましたね。
このあとフルトン選手はのけぞりながら倒れるのを阻止するためグローブがリングに一度着くのでレフェリーが近くに居ればこの時点でダウンになっていたと思いますがレフェリーが止めに行く前に追撃の左フックがクリーンヒット!
一枚目の画像飛んでますね笑
こんな角度からでもクリーンヒットさせてしまうんですから当て勘も半端ない❗️
これで勝負ありでした。フルトン選手は立ち上がりますが意識朦朧状態でしたね。
最後はコーナーに追い詰めて畳み掛けてレフェリーストップ。
見事無敗のダウン経験なしのフルトン選手にダウンを経験させると同時に土をつけましたね!
試合後の話を聞くと、マーロン・タパレスとの4団体統一戦をした後もしばらくスーパーバンタムに留まる旨の話をしていました。
本人が言っていた35歳での引退、あと5年いったいどれだけ楽しませてくれるのでしょうか❗️
あー、またしばらく井上尚弥ロスになりそうです、、、、
それでは。