皆さまおはようございます‼️
日本時間11/1日12時前後に井上尚弥選手の20戦目がアメリカ・ラスベガスにて行われましたね🥊
結果は7R2:59での井上尚弥選手のKO勝ちです‼️
ボクシングは見る専門で健康目的で少しジムに行ったことがある程度でしかも健康目的で行ったにも関わらずサンドバッグを叩き過ぎて肘が痛くなりドクターストップを受け辞めたという経歴を持っています笑
そんな私の感想なのでどうしようもないと思いますがご興味がある方は読んで頂ければと思います✨
この前に決まっていたカシメロ戦がコロナの影響もあり流れておよそ1年ぶりの試合、前回のドネア戦は2Rに眼窩底骨折を負いながらの判定勝利、その前はロドリゲス戦2RKO,3戦前のパヤノ戦は1RKOと早目のKOもしくは怪我を背負いながらの12R判定と普通の状態で長いラウンドをこなす井上尚弥選手を観れていない状態でした。
試合感はどうなのか?
怪我の影響は?
無観客での影響は?
ラスベガスということでの気負いは?
などいろいろな懸念材料も上がる中、なんてことはないとても良質な7Rでした🥊
今までの期待値の上がり方から前半RでのKOを予想する方も多かったと思いますがマロニーは良い選手でしたね❗️総合的にバランスの良い選手というか、五角形のグラフでパラメータを現したら綺麗な五角形になるという感じですよね。
ただ井上尚弥選手のパラメータはその綺麗な五角形がマロニー選手より2回りくらいデカい笑
試合前から識者の方はそういう見方が多かったですね。総合力では井上尚弥選手には勝てないと。だから粗くても1発があるカシメロやディフェンスが秀でてるリゴンドーなど特化型の方が何かが起こる可能性が高いと。
まさにそんな試合内容でしたね。ボクシングなので何が起こるかわからないスポーツですが今日の内容だと100回やっても井上尚弥選手が全部勝つのではないかというくらい盤石の勝利でした。それをWBO1位WBA2位の選手にやってしまうのですからまさに敵なしと言ったところですよね❗️
マロニー選手は試合前は接近戦に活路をみいだしていたのだと思います。接近してガチャついた状態ならパンチを入れられると。しかし試合が始まると井上尚弥選手はそれも想定していてマロニー選手のステップインに対してアッパーを合わせます。鋭いショートアッパーもあればあえて大振りのアッパーも出していたのではないかと。それをすることによりマロニー選手には恐怖心が芽生え、迂闊に中に入ることも出来なくなります。
では離れて戦ってはどうか?
離れて戦っても井上尚弥選手の方がスピード、パワー、テクニックも上。そんな感じで5Rまでほとんど井上尚弥選手が10:9でポイントを取っていたのではないかと。(4Rはマロニー選手かも、、)
そして迎えた6R目
マロニー選手のジャブ2連打の2発目に対して左フックでダウンを取ります‼️
これは経験者を持ってしても有り得ないほどのテクニックらしいです❗️しかも井上尚弥選手は狙って撃ったと言っています。マロニー選手は攻めて来る際、ジャブのダブルをよく使うと。
マロニー選手のジャブ1発目
まだ井上尚弥選手の左はガードの状態
マロニー選手が左を戻している状態で井上尚弥選手は2発目を予測して左フックの構えに入っていますね。
マロニー選手はまだ戻している状態、井上尚弥選手もまだフックの構えから少し引いている状態
マロニー選手は戻し終わりこれからジャブ2発目に入るところ。井上尚弥選手はこれからフックを打ち出すところ。
で2発目のジャブに合わせて、
ほぼ同じタイミングでお互いのジャブとフックがヒットしています。
何が凄いってマロニー選手右のガードは下げてないんですよね。なので普通のフックならガードに当たる筈なのをそれを見越してグローブと顔の僅かな隙間に内側から撃ち込む技術🥊
軌道がフックとアッパーの中間のような感じですよね(はじめの一歩の千堂の必殺技スマッシュに近い⁈)
恐るべしです💦
そしてマロニー選手のジャブは来ることを予測して当たりながらもいなしているように見えます。
仮にクリーンヒットしたとしてもジャブとフックの相打ちならどちらが威力が強いかは言わずもがなです。増して井上尚弥選手のパワーはこの階級では飛び抜けてます。
少し長くなりましたのでKOラウンドのパンチは次でお話し致します✨
それでは〜