さて栄えある第10位に輝いたのは(まあ事実上ビリな訳ですが、、、)
カンパノラ 407 CTU57-0921 グラコン限定300本になります❗️
こちらに関しては購入したと言っても私の元に滞在していたのは数日間のみになるのでその期間中だけの評価になるのでまた長く保有することでランキングも変動したかもしれません。
カンパノラの中では珍しくベゼルにK18PGを使用しております。前にも述べましたが逆を言えばそこにしか特徴がないとも言えます、、、
まだカンパノラというブランドの差別化を模索していた時期ではないでしょうか?
カンパノラはカッコいいんだけど大きくて、、
という方にはオススメかもしれません。
正直エクシードのグランドコンプリケーションモデルのアップグレードバージョンみたいな感じですね。
キャリバー6770はクォーツで初めてのグランドコンプリケーション機能を搭載したモデルで、シェルマンという会社とシチズンとの合同開発によりこのムーブメントが誕生したのです!
そしてこのシェルマンのグラコンはスイスでも評判になりスイスジュネーブにある国際時計博物館に永久展示されるという快挙を成し遂げるわけです✨
シチズンはこのムーブメントを自社で独占することなくいろんな会社に供給します。それによりシェルマンは勿論のこと天賞堂、アクアスキュータム、ポールスミスなどもこのムーブメントを使用したモデルを発表しております。
おそらくこのムーブメントの基礎になっているのはアバロンシリーズであることは言うまでもありません。
1989年にクォーツ発のパーペチュアルカレンダー、アバロン スーパーカレンダーを発売、1991年にはミニッツリピーターを搭載したアバロン スーパーアラームを発売しております。
実はこの時期にセイコー社も同じようなモデルを発売しております。基本的には海外向け用だったらしいですが「Age of discovery」というシリーズで色々な複雑機構を搭載したクォーツ時計を発売しております。
私は上の画像の時計を所有しておりました。こちらも手放してしまいましたが個人的にはカッコいい時計だと思います。
話を元に戻しまして、シチズンさんにはこういったベースとなるムーブメントがあったのでグラコンのムーブメント6770を作るのは比較的容易だったのではないかと。
そしてこのシェルマンのグランドコンプリケーションがスイスでも評判になったことでシチズンさんとしては、
「うん?この複雑機構のクォーツムーブメントを使って何か面白いこと出来ないか?」
となりカンパノラというブランドを誕生させたのではないかと私は思っております❗️
これは私の憶測ですので誕生当時の事をよく知っている方がおられましたら教えて頂けますと幸いです。
まあそんな感じで私のMYカンパノラランキング10位は、
「カンパノラ 407 グラコン CTU57-0921」
でした❗️