終わってしまったなぁ、、、、
でも今大会を通じて日本は成長出来たのだと思います。
ドーハの悲劇からジョホールバルの歓喜、夢の舞台であった初出場のフランスW杯、ホームの利もありベスト16に進んだ日韓W杯、タレント的には歴代最高と言われながらチームがまとまらず予選敗退のドイツW杯、直前に大幅に戦術を守備的に変更してベスト16まで進んだ南アフリカW杯、少し自分達のサッカーを過信して挑み予選敗退したブラジルW杯。
そして今回直前に監督交代などがあり日本国民でさえ悲観的で期待感がなかったロシアW杯。
しかし結果はベスト16、しかも優勝候補のベルギーから2点とり一時はベスト8まで夢見させてくれました❗️
後半早いうちにポンポンと2点取れていけるかも、と思ったと同時に、サッカーで2対0というのは最も試合が動きやすいスコアで残り30分以上ある、という時点である程度嫌な予感もありました。そこからのベルギーは圧倒的でしたね。メンバー交代でフェライニ選手とシャドリ選手を入れ、日本のウィークポイントである高さ、で攻める。アザール選手は右へ、左へと顔を出しドリブル、際どいパス、シュートで日本を脅かし続けました。
2対0が最も試合が動きやすい、というのは当たり前で2点取られた側はこれはもう後がないわけでかなり前がかりになって攻撃を仕掛けてきます。前がかりになるということは諸刃の劔で守備は弱くなる。だから攻撃を凌げればカウンターで一気に3対0という可能性も高くなる。サッカーで3対0というのはほとんど致命的なスコア差でこうなると負けている側は一気にモチベーションが下がり4対0とか5対1とか大量得点差のゲームになったりします。
今回もちろん日本を応援していましたし、
「猛攻に耐えて、カウンターでもう一点入れてしまえ❗️」
と思ってはいながらも3対0になるより2対1になる可能性の方が高そうだな、と嫌な予感を抱いてました。結果少しアンラッキーな形での失点から後半アディショナルタイムまでで3失点。
最終スコアは🇯🇵2-3🇧🇪
やっぱり控えの選手も含めた総合力という点でベルギーの方が何枚も上だったのだと思います。
日本は、「高さ」でこられた時にどういう選手交代をしてどういう対策をとるのか?というプランを構築する時間も対抗出来る選手もいなかったように思います。
順当と言えば順当な結果ですけど、勝ちたかったな〜、W杯のトーナメントでの本気のブラジルとの試合も見たかった。でももう一歩のところまできてますよね。これが強豪国との差だと思いますし、「強豪国は1日にしてならず」ということだと思います。今回の優勝候補ベルギーだって優勝したことないですし、なんだかんだ強いイメージがあるメキシコだって優勝したことがない、それだけワールドカップの頂は高いんですよね。強豪国と言われるようになってそれでも何回も敗退の憂き目にあって何度も何度もチャレンジしてそれでも取れないかもしれないのがワールドカップのジュールリメ杯なんですよね。
今回日本代表は3戦目に6人スタメンを入れ替えてターンオーバーをして、トーナメントに挑んだりと今までのW杯にはない経験を積みました。やっぱり経験というのは本当に大事なんだと思います。そしてこの経験を次に活かせるようなプランをしっかり立ててまた4年後のワールドカップに挑んで欲しいと心から思います。
もっと前から西野監督で行けてたらとか、このチームでもっと成熟させられてたら、とも思いますが、むしろ急造チームだったからこそ相手チームも日本のスカウティングが難しかったんだと思うんですよね。何年もこのチームでやっていたら対策もしっかりされてたでしょうし。
またまだ日本はワールドカップに出場出来ても本当にダークフォース的な存在。それがいつか強豪国と呼ばれるようになって、そしていつかは、、、
私が生きているうちにそんな光景が見れたらいいな〜。
日本代表選手の皆様本当にお疲れ様でした。誰よりも悔しいのは選手達でしょう。今はしっかり休んでまた四年後に向けて歩みはじめて下さい。
でもこんなに大きな声でガッツポーズを取ったのは2009年のワールドベースボールクラシックの決勝戦のイチロー選手の一打以来です❗️
そしてこういう風に感動をいただいたあと、いつも
「自分も頑張らなきゃ❗️」
と思うんですがその気持ちも1週間くらいで忘れるということも経験済です笑