天満星(エコドライブモデル)
まずはじめに申し上げておきますが私の考えはおかしいと思います。。それを前提に読んで頂ければと思います。
国内メーカーが主力として発売しているソーラー時計、またはソーラー電波時計(GPSも含めて)。電池交換不要で一生使えると思われている方もいらっしゃると思いますが基本的に機械なのでどんな動力の時計でもオーバーホールが必要です。車で考えて頂ければわかりやすいですよね。車検を2年に一度実施することによって安全に走行出来るわけです。ガソリンさえ入れ続ければずっと走れる車なんてないでしょう。燃費も悪くなるしあちこち故障が発生します。
車検=オーバーホール
と考えて頂くのがわかりやすいですね。
そして前述のソーラーの時計(シチズンだとエコドライブ)でも2次電池と呼ばれる蓄電池が入っておりだいたい寿命が10年前後と言われています。なのでそのくらい経つと光に当てても充電不足が頻繁に起こるようになり2次電池の交換が必要になってきます。2次電池というのは基本市販されていないのでメーカーでの交換が前提になります。
そしてセイコー、シチズンは2次電池交換だけという修理は行なっておりません。10年前後経っているわけですから油の劣化もあるでしょうし、パーツも消耗してきているわけで2次電池交換を含めたオーバーホール、となるわけです。なので強制的にオーバーホールをしなくてはいけないわけです。一般的なモデルだとだいたい1万〜2万円ぐらいでしょうか。で、カンパノラのエコドライブモデルとなると、
35000円+税になります。
ですのでカンパノラのエコドライブは10年前後を目安に確実にこの費用が必要になってきます。個体差だったり使用環境もあるので8年で来るかも知れませんしもっと早い場合もあるかもしれません、逆に10年を超えて、12年くらいかも知れません。でも確実にやってきます。
その点クオーツのカンパノラなら2、3年に一度電池交換は必要ですが、市販されている電池なので時計店での電池交換も受け付けてますし私みたいに自分自身でしてしまうことも出来ます。もちろん自己責任ですが、、
なので最悪、電池交換で動かなくなるまでオーバーホールしなくていい選択肢も出てくるわけです。
中には電池交換だけで何十年も動き続けているクオーツ時計もあったりしますよね。もちろん機械にとっていい事ではないので定期的にオーバーホールはした方が良いのですが、正直クオーツの時計は電池交換で動かなくなって初めてオーバーホールを考える方の方が多いのではないでしょうか❓
そういう観点から考えると10年を目安に強制的にオーバーホールをしなければならなくなってしまう可能性があるソーラー時計にあまり魅力を感じないというのが私の結論です。
あとこれはカンパノラのエコドライブモデルには当てはまらないのですが一般的なソーラーのモデルは光を取り込むために文字盤を透過させなければならないため文字盤にイマイチ高級感がないと個人的には思います。
その点カンパノラのエコドライブモデルはフレキシブルソーラーという構造で五徳リングの下にソーラーセルを隠し、文字盤に当たって反射した光も吸収し充電するという形を取っており、それにより文字盤に漆を使用したり出来るようにしているのです。すごい技術だ、、、
ですがここであえて言わせて頂きましょう❗️
「普通の電池でええやん」
デザインそのままでクオーツならもう少し価格を抑えたりも出来るのではないか❓とか思ってしまいます。シチズンさんとしてはエコドライブというは自社の売りでもあるわけでそれを搭載したいというのはもちろんわかりますけどね。ですので以前もカンパノラを購入する選択肢の中で出来ればソーラーではないモデルということを書いていたと思いますが、それは上で述べた理由からです。
まあ何やらものすごくケチくさい話ですけど笑せっかく良いお金出して時計買ったんだからそのぐらい払えや❗️て話なんですけどね笑
でも実際オーバーホールする段になると、
「やっぱり高いな、、💦」
て思うことは多々あります。なので強制オーバーホールは極力避けたいのです。まあクオーツだって電池が原因ではなく内部不良で強制オーバーホールてことももちろんありますけどね。
なので私の場合、車検を通さずにガソリンだけ入れ続けて動かしているようなものですね笑
車だったら事故を起こして他人様に迷惑をかけてしまうこともあるので絶対ダメですが、時計なので人様に迷惑をかけることはないかなと。
そんなこんなで時計に対して全然優しくない自分がいます笑
でも強制オーバーホールになったらその時はしっかり直してあげようとは思っております。
そういえば農業でもあえて過酷な環境下で育てることでものすごい甘くて美味しいフルーツが出来る方法があるとかいってたような笑
それでは〜
※文中のクオーツ時計は電池式のクオーツ時計のことを指しております。
|